困りごと
早めに整理したいことグループホームと老人ホームの違いが分からない
「誰が入れるか」「誰が介護するか」「費用の構造」の3軸で5種類を分ける。認知症の有無と要介護度で候補が絞れる。
特養・老健・グループホーム・有料老人ホーム・サ高住。名前が多すぎて、認知症の父がどれに入れるのかが分からなかった。
今やること
- 施設の種類を対象者と費用の構造で整理する。特養は原則要介護3以上、老健は在宅復帰が目的、グループホームは認知症で要支援2以上、有料・サ高住は民間の住まい
- 認知症があるならグループホームを候補に入れる
- 施設を見学し、月額の内訳と退去条件を書面で確認する
関連制度: 特別養護老人ホーム / 老健 / グループホーム / 有料老人ホーム / サ高住
相談先: ケアマネジャー、地域包括支援センター。前橋市は特養・老健・グループホームの待機・空き情報を市ページで公表している。
今やること
上から順に確認します。状況によって省ける項目もあります。
施設の種類 (特養・老健・グループホーム・有料・サ高住) を対象者と費用の構造で整理する
STEP 5 施設の比較居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)施設探しを始める前に施設は「誰が入れるか」と「費用の構造」で分かれる。特養は原則要介護3以上で長期、老健は要介護1以上で在宅復帰が目的、グループホームは認知症で要支援2以上・少人数、有料老人ホームとサ高住は民間の住まいで費用は施設ごと。介護保険施設 (特養・老健) は市民税非課税世帯なら食費・居住費の軽減 (負担限度額認定) があるが、グループホーム・有料・サ高住にはない。本人の要介護度・認知症の有無・月の予算をケアマネジャーに伝え、候補の種類を絞る。
認知症があるならグループホームを候補に入れる
STEP 5 施設の比較居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)施設の候補を絞る段階でグループホーム (認知症対応型共同生活介護) は、認知症の診断があり要支援2以上の人が5〜9人の少人数で職員と共同生活する地域密着型サービス。原則として事業所のある市町村の住民が対象で、前橋市は市内38施設の待機・空き情報を市ページで公表している。家賃・食費は介護保険の軽減対象外なので月額の内訳を確認する。診断がまだなら、かかりつけ医または認知症疾患医療センターで診断を受ける。
施設を見学し、月額の内訳と退去条件を書面で確認する
STEP 5 施設の比較居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)申込み前に2〜3施設見学では次を確認する。(1) 月額の内訳: 介護保険の自己負担・居住費 (家賃)・食費・管理費・日常生活費・医療費、(2) 入居一時金の有無と返還ルール、(3) 要介護度が上がったり医療が必要になったときに住み続けられるか (退去要件)、(4) 看取り・入院時の対応、(5) 認知症への対応、(6) 待機の有無と見込み。有料老人ホーム・サ高住は重要事項説明書の交付を受ける。複数の施設に同時に申し込んで構わない。
特養に申し込む (複数可。待機の間の暮らしも決めておく)
STEP 5 施設の比較居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)候補が決まり次第 (待機があるため早めに)特養の新規入所は原則要介護3以上。申込みは施設に直接行い、複数の施設に同時に申し込める。入所の順番は申込順ではなく施設が要介護度や家族の状況から判断する。前橋市は市内28施設の待機者数を市ページで公表している (施設ごとに更新日が異なる)。待機中の暮らし (在宅+ショートステイ、老健、有料老人ホーム) をケアマネジャーと決めておく。市民税非課税世帯なら負担限度額認定を先に申請しておく。
市民税非課税世帯なら負担限度額認定を申請する (施設の食費・居住費が下がる)
STEP 6 制度・費用軽減市区町村の介護保険担当課施設入所・ショートステイ利用の前に特養・老健・介護医療院・ショートステイの食費と居住費は、市民税非課税世帯で預貯金が基準以下 (第2段階は単身650万円以下など) なら上限が下がる。第1段階なら食費1日300円、第2段階なら600円が上限。認定証を施設に提示して初めて適用されるので、施設入所やショートステイの前に前橋市 介護保険課 給付適正化係 (027-898-6157) に申請する。毎年8月〜翌7月のサイクルで更新が必要。
関連する制度
- 国の制度
特別養護老人ホーム (介護老人福祉施設)
常に介護が必要な人が長期に暮らす介護保険施設。新規入所は原則要介護3以上。申込みは施設に直接。待機者がいる施設が多い。 - 国の制度
介護老人保健施設 (老健)
在宅復帰を目指す人がリハビリと医療・介護を受ける介護保険施設。要介護1以上。退院後の中間施設として使われる。 - 国の制度
グループホーム (認知症対応型共同生活介護)
認知症の人が5〜9人の少人数で職員と共同生活する地域密着型サービス。要支援2以上。原則として事業所のある市町村の住民が対象。 - 国の制度
有料老人ホーム (介護付・住宅型)
民間などが運営する高齢者向けの住まい。介護付 (特定施設) は施設の職員が介護し、住宅型は外部の介護サービスを使う。費用は施設ごとに大きく異なる。
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