グループホームとは。対象者・費用・入居までの流れ
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の対象者・1日あたりの自己負担・特養/老健との違い・前橋市内38施設の空き確認方法を整理。
認知症と診断され、「グループホームも候補では」と言われた。特養とは何が違うのか、いくらかかるのか、誰でも入れるのかが分からない。ここでは対象者・費用・入居までの流れを整理する。
今やること 3 つ
- 認知症の相談先を確認する (診断がないと申込みができません)
- 前橋市のグループホームの空き情報を確認する
- あなたの状況を診断する
対象になる人
- 認知症の診断を受けている人 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」
- 要支援2、または要介護1〜5の認定を受けた人 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」
- 原則として事業所がある市町村に住む人 (地域密着型サービスのため) 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」
- 「地域密着型サービス」のマークがあるサービスは、原則としてお住まいの市区町村以外の施設・事業所のサービスを利用できません 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」
- 前橋市外のグループホームを希望する場合は、その市町村の窓口に利用条件を確認してください
1日あたりの自己負担額 (1割負担の場合) 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」
同じ要介護度でも、共同生活住居の数によって単価が変わります 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」。
| 要介護度 | 共同生活住居が1つの事業所 | 共同生活住居が2つ以上の事業所 |
|---|---|---|
| 要支援2 | 761円 | 749円 |
| 要介護1 | 765円 | 753円 |
| 要介護2 | 801円 | 788円 |
| 要介護3 | 824円 | 812円 |
| 要介護4 | 841円 | 828円 |
| 要介護5 | 859円 | 845円 |
| 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」 |
- 上記はサービス費用の1割負担分のみです。食材料費・理美容代・おむつ代などの日常生活費と、居住費 (家賃・光熱費) は別途かかります 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」
- 家賃・食費に相当する部分は事業所ごとに額が違い、パンフレットや見学時の説明資料で確認する必要があります
- 介護保険法が定める「介護保険施設」は、指定介護老人福祉施設 (特養)・介護老人保健施設 (老健)・介護医療院の3つで、グループホームは含まれません 出典: 厚生労働省 法令等データベース「介護保険法」第8条第25項
- そのため、負担限度額認定 による食費・居住費の軽減はグループホームでは対象外です
特養・老健との違い
3つとも入所系のサービスですが、対象者と目的が異なります。
| 施設 | 主な対象者 | 目的 | 食費・居住費の軽減 |
|---|---|---|---|
| グループホーム (この記事) | 認知症、要支援2〜要介護5 | 少人数の共同生活 | 対象外 |
| 特別養護老人ホーム | 原則要介護3以上 | 生活の場 (長期) | 負担限度額認定が使える |
| 介護老人保健施設 (老健) | 要介護1以上 | リハビリ・在宅復帰 | 負担限度額認定が使える |
- 特養は原則要介護3以上で、要介護1・2は「やむを得ない事由」がある場合のみ特例入所の対象になります 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「特別養護老人ホーム」
- グループホームに要介護3以上の要件はなく、認知症の診断と要支援2以上であれば候補になります 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護」
- どちらが向いているかは本人の状態と家族の状況で変わるため、ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談してください
入居までの流れ
前橋市の窓口・相談先
- 入所可能人数・待機者数の確認: 前橋市ホームページ「介護保険施設等の待機者/空き情報」。施設ごとの電話番号も掲載されています 出典: 前橋市「介護保険施設等の待機者/空き情報」
- 認知症の診断・相談: 認知症初期集中支援チーム・認知症疾患医療センター
- ケアプラン・相談: 担当のケアマネジャー、またはお住まいの地域包括支援センター
よくある質問
Q. 要介護認定を受けていなくても申し込めますか。 A. 要支援2以上、または要介護1〜5の認定が前提です。認定を受けていない場合は、まず市区町村に要介護認定を申請してください。
Q. 前橋市に住んでいますが、隣の市のグループホームに入れますか。 A. 原則できません。グループホームは地域密着型サービスで、事業所のある市町村に住む人が対象です。隣の市への転居を検討する場合は、転居先の窓口に利用条件を確認してください。
Q. 特養と両方申し込んでおくことはできますか。 A. できます。特養は入所までの待機期間が長くなることが多いため、グループホームと並行して申し込む家族もいます。ただし費用の構造が違うため、両方の見積もりを取ってから決めることをおすすめします。
Q. 家賃や食費はどこで確認すればよいですか。 A. 事業所ごとに額が異なり、市の制度では定められていません。見学時にパンフレットや契約前の説明資料で内訳をもらってください。
Q. 認知症が進んだとき、退去を求められることはありますか。 A. 事業所の医療対応の範囲は施設ごとに異なり、退去の条件も事業所が個別に定めています。見学時に、入院が必要になった場合の対応や、継続して入居できる目安を確認しておくと安心です。
関連ページ
出典
- 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「どんなサービスがあるの? 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」(2026年9月24日閲覧) https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group18.html
- 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「どんなサービスがあるの? 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」(2026年9月24日閲覧) https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group14.html
- 厚生労働省 法令等データベース「介護保険法」第8条第25項 (2026年10月1日閲覧) https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=82998034&dataType=0&pageNo=1
- 前橋市「介護保険施設等の待機者/空き情報」(2026年9月24日閲覧) https://www.city.maebashi.gunma.jp/kenko_fukushi/2/7/11807.html
よくある質問
- Q.要介護認定を受けていなくても申し込めますか。
- 要支援2以上、または要介護1〜5の認定が前提です。認定を受けていない場合は、まず市区町村に要介護認定を申請してください。
- Q.前橋市に住んでいますが、隣の市のグループホームに入れますか。
- 原則できません。グループホームは地域密着型サービスで、事業所のある市町村に住む人が対象です。転居を検討する場合は転居先の窓口に利用条件を確認してください。
- Q.特養と両方申し込んでおくことはできますか。
- できます。特養は入所までの待機期間が長くなることが多いため、グループホームと並行して申し込む家族もいます。両方の見積もりを取ってから決めることをおすすめします。
- Q.家賃や食費はどこで確認すればよいですか。
- 事業所ごとに額が異なり、市の制度では定められていません。見学時にパンフレットや契約前の説明資料で内訳をもらってください。
- Q.認知症が進んだとき、退去を求められることはありますか。
- 事業所の医療対応の範囲は施設ごとに異なり、退去の条件も事業所が個別に定めています。見学時に、入院が必要になった場合の対応や継続して入居できる目安を確認しておくと安心です。
出典
数字・要件は以下の一次情報で確認しています。最新の内容は各公式ページでご確認ください。